OBCコイノニアサポートの為にご支援をいただき感謝いたします。
多くの皆様にお祈りいただき、献金をいただきありがとうございました。そちらをお預かりし、働きをさせていただくことができましたことを心より感謝申し上げます。
奥多摩バイブルシャレーは宿泊施設としての働きを活かし、被災された方々の避難の場所として用いられることを願い、また、センド国際宣教団や、諸教会のご理解支援を通し、その様な働きができることを願いましたが、応募等は考えていた程ございませんでした。
この避難施設としての働きについては、御利用いただくことによって、OBCがセンド国際宣教団を通し捧げられた献金や、他の教会からの献金を用いさせていただき財政的に支援を受けるという形であったために、この春の利用が無くなり、財政的な困難を回復させる為の導きだとも考えておりました。
しかし、ある牧師先生からご指導いただいたのは「支援は直接被災地にすべきである」ということでした。
被災地に限らず財政的に困難になる方々が多くなる中、私達の働きだけがそのようなことで守られることは、ある面正しいことではなく、導きがなかったことを示されました。本当にお恥ずかしい限りです。
東北から離れることを願わない多くの方々にとっては、できるだけ東北の空気の中で生活することが大切であり、また、教会の方々にあっては、慣れ親しまれた教会の交わりも地域的なことを含め配慮されるべきだと考えさせられます。
そこで、これまで阪神・淡路大震災から復興支援に加わらせていただいたOBCボランティアのチームとして、積極的に働きを進めさせていただくことになりました。
先ずは、3月19日よりカトラゼク宣教師が、CRASH JAPANの働きとして、宮城県地方に入り、視察と連絡活動にを実施し、その後、茨城県日立市に滞在して、主に福島県いわき市を中心に、物資調達・輸送の働きを約2週間実施いたしました。
その間でありましたが、大倉はOBCに毎年来られている森章宣教師が牧会される平キリスト福音教会が、被災者支援を活発に実施している状況を受け、物資配送、現地の調査を行いました。結果、次の週から、同市の勿来キリスト福音教会の要請を受け、同教会及び、湯本キリスト福音教会の物資配布と炊き出しの働きを、
JECAぶどうの木コイノニア(青梅キリスト教会4教会)の働きとして実施させていただきました。
そして、4月12日〜15日には、宮城県石巻市 基督兄弟団 石巻キリスト教会の地域被災者支援の働きに、OBCチームとして働かせていただきました。
石巻キリスト教会では、担当牧師先生の娘さんで東京の教会で伝道師をされている伊藤宣子先生が中心になり働かれていましたが、昨年の夏にOBCで奉仕をしてくださった関係も有り、その要請にお応えすることに導かれました。日本同盟基督教団チームと協同で、支援物資輸送、供給、配布、炊き出しを実施することができました。
そして、ボランティアチームとしては、再び4月20日から、石巻キリスト教会の働きに加わらせていただく予定です。
こちらにはハリスディレクター夫妻も始めて被災地に入る予定です。
お預かりいたしました献金を、上記の働きの中で、現地の要望を受け、各種被災地向けの物資購入、炊き出しの為等に用いさせていただきました。ありがとうございました。
さて、この後は、一時、被災地支援の働きは見合せたいと考えております。
5月からの平常の働きの再開、6月からの主催キャンプの備えも本格開始いたしますので、被災地の復興を祈りつつ、キャンプ場としての働きを致します。
ただ、状況に応じて様々なオプションも考えたいと願っています。現在、米国の報告・震災支援献金アピール活動を実施しているマッケミー宣教師が、5月に来日する予定がありますので、派遣が実施される可能性があります。
夏に向けては、「心のケア」の一環として、被災地からの主催キャンプの参加者について、交通費も含め無料で参加できる働きをさせていただく予定です。 詳細につきましては、後日ご案内させていただきます。
ご支援を心より感謝いたします。